保険外の歯をいれたり、被せたりするまでの治療が本当に必要なのか
はじめまして。
昨年暮れにこちらのサイトをみつけ、勇気をだしてご相談しようと思いました。
実は6年くらい前からある歯医者さんに通っております。
過去に保険治療をしていた歯が致命的に悪くなり、その歯医者さんで完全に治療はしていただいてるのですが、その歯医者さんは歯を入れたり、かぶせたりするのに全く保険がききません。
とりあえず今までは保険外で治療をしてもらいましたが
莫大な治療費がかかっております。
その後、まめに3か月に1度クリーニングに通い、注意はしていたのですが前回のクリーニングの時に過去に保険で治療した歯の根に薬がちゃんと入っていないのと他のかぶせてある違う歯もちゃんと合ってないからやり直した方がいいと言われました。
メタルボンドとポーセレンインレーとかいうので2本で20万以上と言われています。
治療自体はきちんとやっていただけるので問題ないのですが
果たして保険外の歯を入れたりかぶせたりするまでの治療が本当に必要なのか?と悩んでいます。
こういう治療は保険内でやってはいただけないのでしょうか?
わかる範囲で結構ですのでお教え願えませんでしょうか?
回答
あけましておめでとうございます。院長の江上一郎です。
随分、悩まれていたのですね。
「過去に保険で治療した歯」が、現在痛まなければ、しばらく様子をみられてもいいのではないかと思います。
歯の根の治療は、もちろん保険で治療できます。一般的には、インレーやクラウン(金属)も保険できれいにできます。そして、充分に噛む機能は果たします。
ただし、メタルボンドとやゴールド等の自費(保険外)の冠は、材質的・審美的メリットがあります。婦人用バッグでいうと、一般のものかブランド製かというような違いです。
金銭的に許すならば、良いものを入れられたほうが、永く気持ちよく使用できると思います。
一般的な歯科医院であれば、根の治療や歯周治療に関しは、保険で処置できますので、今かかっておられる担当の先生に尋ねられるか、セカンドオピニオンを求めて、他の医院で相談されたらいかがでしょうか?
モノ選びと同じで、納得して治療を受けられることが大切かと思います。