親知らずを抜歯したら麻痺する事があると言われました

親知らずの抜歯の必要性と抜歯に伴うリスクについて伺いたいです。近所の開業歯科医さんからは抜いたほうがいいと言われていますが、今ひとつ納得行かないのです。レントゲンの結果による私の親知らずの状態ですが、右上:不完全だが生えている、左上:元々無い、左右下:内側の歯側に45℃ほど傾いていてまだ生えてないです。右上の親知らずの状態は、今年の2月ごろから顔を出し、気づいた頃には他の歯よりも外側を向いており、つい3日ほど前からご飯を食べると歯が口の内側の粘膜や歯肉とこすれるらしく口を開けると痛くなってきました。

歯自体が痛いというより、その周辺の歯肉や奥の上あごの根元が痛いという感じです。何もしていない分には余り気になりません。右上親知らずはまだ完全には生えていません。この歯は、来週抜きましょうといわれてしまいました。左右下の親知らずの状態は、まだ生えておらず内側の歯への圧迫感もないのですが、ほっておいたら化膿することもあり、抜くことを薦められました。しかし、開業医では対応できず、総合病院で1日か2日入院が必要で、大きな神経も通っており、リスキーな手術だといわれました。そこで先生方に4つほど伺いたいです。

1.右上の親知らずは抜く以外良くなる方法はないのでしょうか。
2.下の親知らずは抜いたほうがいいのでしょうか。
3.下の歯の手術では、術後どこかが麻痺することもあるといわれたのですが、結構起きることなのでしょうか。「麻痺することがある」と言われても、それは神経にダメージが及ぼされた結果だと思うのですが、その場合の責任の所在を問いたくなってしまいます。一生(短期間ならいいですが)どこかが麻痺するかもというのはあまりにリスクが大きいです。
4.万が一神経が傷つけられることがあった場合、最悪な事態としてはどのようなことが考えられるのでしょうか。

長々とした文章で申し訳ありませんが、どうぞご意見を宜しくお願いいたします。
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回答

こんばんは。院長の江上一郎です。
島田さんが親知らずの抜歯に対して、かなりの不安を持たれているのがよくわかります。ご質問の項目にしたがってお答えいたします。

1.年齢的に親知らずが生えてくる年頃だと思います。右上の親知らずは、まずは、右下の粘膜に当たっている部分の歯を少し削って磨いてもらい、粘膜の傷を治してもらわれてはいかがでしょうか?上手くいけば調子よくなるかもしれませんが、またすぐに痛くなるようでしたら抜歯を考えられたらいいかと思います。

2.下の親知らずは、症状がなければ、わざわざ痛い目にあって抜く必要はないと思います。高齢の方でも、そのままでおられる方もたくさんいらっしゃいます。

3.私院では、島田さんのように驚かされて、セカンドオピニオンで抜歯依頼で来られる方がとても多く、週に10例くらい、横になって埋まっている親知らず(水平埋伏智歯)を抜いています。万が一、抜歯中に記述のような危険が疑われた場合は、大半を抜歯し神経に関与する部分(多くは根の尖端)を残しておく・・・等方法もあります。

4.私共は、40年近く口腔外科をしていますが、未だかつて、神経が傷ついて麻痺の症状が出たことはありません。聞いた話では、一般的には口唇のしびれが多いようですが、軽症の場合は数カ月で回復します。

Categories 歯医者が怖い, 親知らずの抜歯

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