歯について知らべていましたら、こちらのサイトを見つけました。

１０年ほど前に、左の一番左上の奥歯をかぶせました。
かぶせる場合、歯とかぶせものの隙間からまた虫歯になってしまう気がして、詰め物でお願いしたんです。ところが当時通っていた先生に「それはできない」と言われ（怒られ？）しぶしぶかぶせました。

今日別の歯医者さんで、そのかぶせたところが虫歯になっているということで、治療してきました。相当大きな虫歯になっていたみたいです。

今日治療したときに聞けばよかったのですが、なぜ10年前にかぶせなければいけなかったのかずっと疑問を引きずっています。噛む力がとてもかかる部分だからなのかと、ネットで調べていたら、江上先生の「詰めるかぶせる」にたどり着きました。この歯は神経が残っています。
いまだになんでかぶせたのか分かりません。
（一度、これもまた他の歯医者で質問してみたのですが、答えはありませんでした。10年前の歯医者は恐くて行けません。）
先生の理解できる範囲で結構ですので、お教えいただけないでしょうか？
よろしくお願いします。

回答

はじめまして、河原様。歯科医師の坂井清隆です。
今日から１週間院長不在の為、代わりにお答えさせていただきます。

１０年も悩んでおられ、とても気になってらっしゃるようですね。しかも、なかなか聞きにくかったのでしょうね。
お悩みの歯は、神経が残っているのに何故かぶせになったのかということですが、その時の状況を見ていませんのでハッキリ申し上げるのは難しいですが、２つ考えられると思います。

１つは、おそらく虫歯が大きく部分的な詰め物では噛む力に負け、ハセツ等を生じやすかった為。

もう１つは、傾き等によりそのまま詰めるよりも、かぶせてあげてよりきちんと咬める状態にする為です。

基本的に神経が残ってる歯でも、虫歯の出来た場所（複数箇所の場合や力のかかる場所など）により、詰め物での対応が困難な時にはかぶせになる事があるかと思います。

でも、実際にお口の中やレントゲン写真を見ていませんので、他の理由があるのかも知れません。

ご参考になりましたでしょうか？
現在、通われている歯科医院にて、一度お聞きになるのが一番よいかと思います。
また、気になる事がございましたらご連絡下さい。