2週間ほど前から、治療して神経を抜いてある歯が痛み出し、化膿止めのお薬を飲んでいました。痛みが引かないのでまたお薬をもらいに行ったのですが、少し削りましょうと言われ、麻酔しても効かない激痛のなか削られました。その後頬が腫れだし、最高39度まで熱が上がりました。熱が出て今日で5日目ですが、持病の副鼻腔炎も悪化したので耳鼻科に行ったところ、菌が全身に回っていると、抗生物質の点滴をしていただきました。ここまで悪化したのは炎症も痛みもある時点での治療にあるように思い、あまりにも痛かったこともあってつぎに行くのが怖いです。
このような状態での治療ってあるのでしょうか？

 

回答

こんにちは。院長の江上一郎です。持病が悪化され、高熱が出て大変な思いをされ、さぞお辛かったこととお察しいたします。

最初にどのような痛みであったのでしょうか？それにより、歯、もしくは、副鼻腔炎の、どちらが原因で炎症が起きたのかを判断して、その処置を行うのが原則です。その時点で、化膿止めを飲まれたのは、正しい判断だったと思います。

一般的に、風邪が長引いたり、花粉症がひどかったりして、副鼻腔炎を発症しておられる場合、上顎の奥歯が浮いたような、噛むと痛いという症状が出ます。そのような症状で、歯科に来院される方も多いです。

点滴までされた今に至っては、ご不安もおありでしょうが、まず、副鼻腔炎をしっかり治してから、その後、歯の診断をしてもらわれたほうがいいでしょう。お大事になさってください。