神経を抜かない虫歯治療

3-1

ずっと前から、冷たいものや熱いものが右前歯のうらに触れてしまうとキーンと痛くなっていて、最初は視覚過敏だと思っていたのですが、あまりにも痛みが続くのである歯医者さんに行きました。

すると虫歯になっているからということで処置を受けたのですが、虫歯が深かったようで神経をとる?と言われたのですが、神経をとってしまうと歯が黒くなったりすると聞いていたので、

神経をとるのがどうしても嫌で、神経は取らずに、被せ物をして治療は終わりました。ですがやはり痛みはおさまらず今では何もしなくても痛みます。

やはり神経はとらないといけないのでしょうか…。前歯なので黒くなってしまうことを考えたらとても悲しいです…。どのように対処するのが一番良いのでしょうか…

 

回答

あけましておめでとうございます。院長の江上一郎です。
新年早々お問い合わせいただき、ありがとうございました。正月休暇をいただいており、お返事遅くなり、申し訳ございません。

お話しからすると、虫歯の処置をしていただかれたことにより、その刺激で、歯の神経がケガのように炎症を引き起こしていると思われます。
私達歯科医師は、虫歯の大きさで神経の処置(神経を抜く)が必要かどうかを判断します。患者さん自身の希望で何とか残すようにすることもありますが、上記症状が出ることを説明し、一応理解をいただいております。
なお、現処置として、一部の詰め物を取り、歯の神経に近いところに痛み止めを貼薬すること(歯髄鎮静処置)により、炎症が治まることがあります。
その辺の判断は、ご担当の先生に直接ご相談ください。

Categories 虫歯

ページトップ